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ジブリの「ゲド戦記」を見に行く

実は本を読んでいないので、偉そうなことは言えないけれど、映画になっている部分、煎じ詰めれば善と悪、生と死は背反するようでいて実はそれぞれ(表裏)一体のものである、というのがテーマ(と勝手に決め付ける)。今回の映画、そのテーマ性とスケールの大きさのバランスがとれていないように思えた。テーマ性を強調するのであれば、狭い範囲でじっくり描くべきで、スケールを見せるなら、もっと娯楽性に富んだ作品にすべきだった。スケール感がある割に娯楽性に乏しく、描かれているものが地味であるためか、何度も眠くなった。そういう視点で見ると親父の宮崎駿はそのバランスを突き詰めて完成度の高い作品を作っているように思う。それはきっと命を削る作業でもあるのだろうが。
夜は、赤坂のライブハウスに行く。Psalm(サーム)というグループで音楽やパフォーマンスを行うグループのライブ。グループと言ってもメインメンバーは2人で、玉井夕海(たまいゆうみ)が声と歌、かりんが琴と歌を担当する。一度、プライベートライブに呼んでいただいたことがあり、それ以来2回目の鑑賞。今日は彼女らに加えバイオリン、ビオラ、ピアノ、パーカッション、アコーディオンが加わった贅沢な編成。今回はメインメンバーの玉井が主演の「もんしぇん」という映画の公開記念ライブという位置付けだ。実は彼女、ジブリの千と千尋の神隠しで、油屋の中で千を助ける姉御「リン」の声を演じた人。そういう意味では、偶然だけど今日はジブリつながりな1日であった。改めて、彼女のタレントぶりには感心した次第。いつもながらにライブハウス側の音作りが気になるが、まあ頑張っている方だと思います。

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結婚という制度

 昨日は、女性たち7人の飲み会に、お邪魔虫とは思いつつ好奇心で首を突っ込んだ。  もう1グループ飲み会に誘われていたが、そこの店は3連荘になっちゃうのと、集まった男衆が濃すぎたので、遠慮した。  周りがどう思うかは別に、正直、男一匹、女性たちに混じって飲むのは苦痛じゃない。むしろ心地がいい。若いときには考えられなかったことだ。大人になったのか。はたまたオヤジになったのか^^;  ところが男が一人でいると、いくら静かにしていても  「男の人って誰でも浮気心ってあるんですかぁ」 とか、スルドい矛先を向けられることがある。そう聞いてきた彼女は、まだ20代未婚なのだが、いままで付き合ってきた人は、結婚を考えた彼氏の含め、みんな浮気していたという。  「うん、あるんじゃない?」って事も無げに答えた。  「えぇっ?そうなんですかぁ」と別の育ちの良さそうな妙齢女性。 ヤバっ、地雷を踏んだか?と思いつつ続ける  「うん。でも、人を好きになるのは自然な感情じゃん、その気持ちをどこまでコントロールできるかで浮気になるか、ならないかが決まるんじゃない?」  この答えにはけっこう納得がもらえたみたいだ(汗)  そんな話をしていて、ふと、結婚という制度について、いままでにない思いがよぎった。 結婚とは無責任な浮気性の男を縛って女性と子供たちを守るための制度なんじゃないか・・・ 先に書いたブルカの話も想起しながら、なんとなく得心してしまったのだ。

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 一旦、戦争という事象に巻き込まれてしまったら、平時には当たり前の「命を粗末にするな」というような台詞が、いかに空しいものになってしまうか、ということを改めて感じさせられる。  しかし、戦争に向けた「雰囲気」を醸成させるのは、そして、それを実施する、しないを決定する権限を持つ人を選ぶのは、自分たち自身にほかならないのだ。

映画は原作が短編なものが好みだ

 動画映像は情報量が多い。文字よりも音声、音声よりも静止画、さらに動画とファイルサイズが順に大きくなるのも当然といえば当然。  作る側の立場に立つと、文章や音声のみの場合は読者の想像力に大幅に依存するのに対し、動画は背景をはじめ、写り込むものや、収録される音声は、よりリアルさを求められる。そんな条件の下で思ったように「伝える」のは想像以上に大変なことだと思う。1時間半~2時間の作品を作るのに、いったい、どれだけの配慮がされていることか。  長編物を映画化するときには、それをまず脚本段階で短編化していることになる。ここでハショリ方を間違えると伝わらない。さらに、撮影されたシーンも上映時間に合わせてカットされるのはご存知のとおりで、最近はDVDの特典映像でカットした部分を見せられ、そういうことだったのね、と初めて理解したりすることも少なくない。最初から短編として完成されたものであれば、より脚本化しやすく伝わりやすいと感じるのだ。もちろん、映像化を前提に書かれた原作が一番なのだろうが・・・。